「鷺沢文香の声優変えろ」で炎上したオタクが銀河図書館を聴くまで
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この文が皆さんの目に触れられているということは、私が『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS UNIT LIVE TOUR ConnecTrip! 東京公演』で鷺沢文香(CV:M・A・O)が歌う銀河図書館を聴くことができた、ということになっていると思います。
初めて私がシンデレラガールズに触れたのは、アニメの放送とデレステのサービス開始があった2015年。
いま振り返ってみると、人生の転機となった一年でした。
デレアニ最終話の一週前に特番が入り、そこで『3rdLIVE シンデレラの舞踏会 - Power of Smile -』の告知を見て、生まれて初めて"ライブ"に足を運んだのです。
初代アイマスのアニメも見たことはありましたが、ゲームは1度もプレイしたことが無く、ましてや同年に10th Liveが開催された事など露知らず生きてきた人間にとって、3rd Liveで受けた衝撃は人生の方向を変えるには十分すぎるほどでした。
当時大学一年生だった私は、それを機に様々なアイマスライブに足を運ぶようになり、その中で十年ほどの付き合いになるようなオタク達と巡り会えたことも、幸運な出来事だと思います。
私には、3名の"担当アイドル"がいました。
アニメから入って真っ先に好きになり、Twilight Skyを聴くために台湾まで行くことになった『多田李衣菜』
ひねくれた中二病キャラが刺さり、初めてSNSでの炎上(?)を経験することになった『二宮飛鳥』
そして、『鷺沢文香』

上の画像を見ていただければ、「私」を知っている人には鷺沢文香が好きな理由を理解いただけると思います。
3名の担当アイドルの内、多田李衣菜と二宮飛鳥は何度もライブに出演していて、私自身も数えきれないほど現地でそのパフォーマンスを見届けました。
ただ、約9年もの間シンデレラガールズを追ってきて、鷺沢文香のライブを見届けたのは、たったの一度きりです。
シンデレラガールズは、4th Liveで当時ライブ初出演だった市原仁奈(CV:久野美咲)を「シークレットゲスト」という形で出演させていました。*1
結局、それ以降シークレットゲストとしてアイドルを登壇させる演出は無くなった*2のですが、それでも私はシンデレラのライブが発表され、出演者に鷺沢文香の名前がないことを確認する度に「次のライブはシクレで出てくるかもしれない……」と、"呪い"のようにシンデレラガールズのライブへ足を運んでいました。亡霊とはよく言ったものです。
5th Liveでは、全国ツアーと称して7都市14公演もの大型ツアーが開催されました。
そこに、鷺沢文香の出演は無く。
6th Liveでは、ドームツアーとして西武ドーム・ナゴヤドームを使っての開催となりました。
そこにも、鷺沢文香の出演は無く。
7th Liveでは、3つのコンセプトが設定されたツアーとして幕張・名古屋・大阪の3都市すべてに足を運びました。
そこにも、鷺沢文香の出演は無かったのです。
他にも担当アイドルはいるし、そうでなくともシンデレラガールズ全体の雰囲気や、時折出てくるアンセムに心弾ませる事もあり、ライブ自体は毎回楽しく追っていました。
それでも、心の片隅を蝕むように、光を浴びることで影が濃くなるように、ライブに足を運ぶ度に、悲しみとも怒りとも取れるような感情が芽生えていました。
「鷺沢文香の声優変えろ」
デレ7th・名古屋公演の感想記事を書いた際に、冗談半分で入れた一行。
たしか、高垣楓と速水奏の『Pretty Liar』が聴きたいから、頑張って高垣楓はライブに呼んでね。鷺沢文香はもう期待してないからライブに来れる声優に変えてね。みたいな文脈で記載した一言だったと思います。
これが当時はまぁ炎上しまして、今でもGoogleで検索すると当時の反応が出てきたりするのですが、割と自分が思っていたより肯定的な意見……というより、自分と同じような境遇のプロデューサーが上げる嘆きのよう物が沢山ありました。
自分自身も冗談半分……半分は本気で、ライブに来られないなら声優は交代するべきだと考えていたし、今でもその考えは変わっていません。声優アイドルコンテンツにおいてキャラクターに声を当てるということは、ライブに出ることも仕事の内だと思うし、その仕事を全うできないのであれば、それを遂行できる人間に席を譲ることが、コンテンツにとってもファンにとっても最善の形だと考えます。
当時も上記に対する批判のほとんどが「ライブに来るキャラクターを推してる人間」からだったので、「こいつが好きなキャラクターの声優病気になってライブに出られなくなれよ」と本気で思っていたりもしました。
正直、この時点でもう鷺沢文香のライブを見ることはほぼ諦めており、7th以降コロナも相まってライブ自体がなくなったことで、少しずつシンデレラガールズに対する熱も冷めていきます。
2021年のシンデレラガールズ総選挙、惰性で続けていたデレステで鷺沢文香に投票し、1位となった時は嬉しさもありつつ「でもどうせライブには来ないからな……」と冷ややかな目で見ていました。
そして、コロナによる世間の混乱も少しずつ収まっていった2021年7月25日、ついにあの日がやってきます。
【シンデレラ】
— アイドルマスター公式 (@imas_official) 2021年7月25日
10周年記念ツアー千葉公演の出演者を発表✨
本公演は一部日替わりで、DAY1は18名、DAY2は20名のステージとなります。
まずはツアー開幕の9月愛知公演「コスモスター・ランド」に向けて、プロデュースの準備をよろしくお願いします!#シンデレラガールズ10周年 pic.twitter.com/XltFAagYtU
コロナ禍でライブに行かなくなったことでお金が貯まり、アイマスで出会ったオタクの力も借りて人生で一番高い買い物をした日、納車を祝福するかの如く10th Liveツアーでの鷺沢文香出演が発表されました。

3rd Liveから6年越し、ようやく鷺沢文香のライブを見ることができる。ようやく『Bright Blue』も『銀河図書館』も聴く事ができる…!
シンデレラガールズ10周年記念ライブツアー千葉公演DAY1(#シンデレラ10周年_千葉day1)終演しました。
— アイマスDB (個人ファンアカウントです) (@imas_DB) 2021年11月27日
アンコール含め全26曲。
▼セットリストはこちらhttps://t.co/4w7m56jWMZ pic.twitter.com/ZpiIGp43cq
結局、6年越しのライブ出演で鷺沢文香は2曲*3しか歌いませんでした。
10thツアーでは元々どのアイドルも2~3曲しか歌わないため、覚悟していた事ではありましたが、私が一番好きだった『銀河図書館』は聴くことが叶わず、まだシンデレラガールズから離れることができない。呪いを解き放つことはできなかったのです。
10thツアーファイナルで、出演者完全シークレットというふざけた演出もされますが、案の定鷺沢文香は出演せず……。身内のオタクからは「銀河図書館が聴けるのは20thだなw」と暖かい言葉を頂戴するばかりでした。
そして、2024年。
シンデレラガールズは会場を激狭のライブハウスに設定した上で、普段ライブに来ないアイドルや復帰したばかりの声優を呼び集めるというイカれたツアーを設定しました。
その中には鷺沢文香の名前もあり、本当に運営陣を〇しに行こうかと思ったほどです。
これまでのアイマス現場で出会った方々に支えられ、奇跡的に東京の昼夜公演どちらも入ることができましたが、私と同じように長い間鷺沢文香のライブを待ち望んでいたプロデューサーが、チケットを取れずにSNSで嘆く姿は本当に辛いものがありました。
1つのコンテンツを長く追いかけた事が、ここまで不幸な結果になることが許されていいのかと、自分も運が悪ければ9年間追い求めた物が手の届かない所で披露されていた事を考えると、運営陣には怒りが湧くばかりです。
私が実際に今回のライブで感じたこと、銀河図書館を聴いた感想は、きっとXで叫び散らかしていることでしょう。
私の中で『シンデレラガールズ』という物語は、今日をもって一度幕を閉じますが、今後もライブが開催された時は、きっとヘラヘラしながら現場に顔を出していると思います。
鷺沢文香のオタクは勿論、佐藤心、市原仁奈、櫻井桃華のオタクも報われることを切に祈ります。
そして願わくば、私と同じように担当アイドルの声優を呪うようなバケモンが生まれないことを……
今回の記事は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。
たぶんライブの感想はXで十分だと思うのでそちらをご覧ください。
それでは、またいつかお会いしましょう。
あれ?


Pretty Liarは?
~おしまい~